白壁の家|注文住宅【神奈川・横浜】株式会社 秀|自然素材の家

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白壁の家

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誰も私の意図を汲み取ってくれなかった。

――この家に住み始めてどのくらいになりますか?
もう7~8年になります。

――家造りを始めるまではどんな経緯があったんでしょうか?
先生(大久保社長)に出会う前の2年間、全部で11人の建築士と話をしたんです。けど、私の意図は誰にも汲み取ってもらえませんでした。みんな、過去の実績を見せて「どれがいいですか?」って。別に、私にとっては今までどんな家を造ってきたかはどうでもいいことで……。むしろ、「これからどんな家を造ってくれるんですか?」って聞きたくなりますよね(笑)。

――家造りのためにコンセプトブックを作成されたとか?
ええ、理想の暮らし方をメモしたり、イメージに合った写真を貼ったりしたものなんです。いろんな建築士にコンセプトブックを見せながら、2~3時間打ち合わせしてもなかなか伝わらなくて……。でも、先生にコンセプトブックを見せたら「これ、借りていっていいですか?」って、10分くらいで帰っていったんです。「絶対、分かってないよね……」って夫と話してたんですが、次回デザイン画を見てびっくり! 先生にお任せしようと決めましたね。

バリ島のウブドみたいな風を体感できる家。

――この家は、どんなコンセプトで建てられたのでしょうか?
「風を感じる家」「風が流れる家」ですね。これは「風通しのいい家」とは違うんです。風を体感できるっていう感じですかね。私、バリ島のウブドが好きなんです。開放感っていうか。だから、ウブドみたいに「砂」とか「乾いたにおい」とか「潮風」を感じられて、家のなかと同じ感覚のまま外へ出られるテラスがあって……。「住む」ではなく「暮らす」がコンセプトでしたね。

――実際に、暮らし始めていかがでしたか?
どの部屋にいても太陽を感じられるんです。洗濯機から洗濯物を取り出してるときも、洗い物をしてるときも。ここまで考えて窓を配置をしてるんだ!って。階段を上るときに月が見えたり、寝転がると月が見えたり、自然の動きとともに暮らしてる感じが好きですね。

外に出るのがおっくうになるくらい心地いい。

――この家は、自然素材がふんだんに使われてるんですよね?
夏は本当に涼しいんですよ。家に帰って来たとき「エアコン、つけっぱなしだっけ?」って思うくらい。冬もガスストーブ19~21℃くらいで、家じゅう暖かいんです。本当、漆喰の壁の素晴らしさを実感しています。壁が生きてるんだって。住んでみないと分からないことですが、自然のあたたかさとか、ありがたさとか、ぬくもりを感じます。この家に住み始めるまでは年に2回バリ島に行っていたんですが、住み始めてからは行かなくなったんです。外に出るのがおっくうになるくらい、ここは心地いいですから。

――特に気に入っているポイントはどんなところですか?
やっぱり、「すべて手塗りの漆喰の壁」ですね。先生も塗ってくれたんですが、わざと凸凹に塗ってあって。厚みも普通の2~3倍くらいあるんじゃないでしょうか。この“ぼってり感”がいいんですよね。あと、ドアは中国から輸入したものを加工したもの。玄関の床はモルタルに灰を混ぜて色をつくってもらいました。バリ島から取り寄せた床材もお気に入りです。冷たくて堅くて、夏はとっても気持ちいいんです。冬はちょっと寒いですけどね(笑)。

――最後に、「家」って一言で言うとしたらどんなものでしょうか?
夢を実現する場所だと思います。住み始めてからも、何度か先生が来てくれるんですが、来るたびに「いい家だなぁ~」って。ご自身で造った家なのに(笑)。でも、私も本当にいい家だって思ってますから嬉しいです。

フォトギャラリー


2階のリビングは日当たりが最高です。

南国情緒漂う玄関。道行く人が足を止めることも多いそうです。


真ん中の植物は施主様が湘南から自転車の後ろに乗せて運んできたそうです。


門壁にいい具合に覆いかぶさっているこちらはご主人が調整してくれたそうです。


洞窟っぽさを感じる2階への階段。正面の窓から月が見えるときは感動もひとしおだとか。


完成直後の玄関のディスプレイスペース。左手に見える花瓶に・・・


今は施主様が趣味で始められた生花が飾られています。


洗面スペースと浴室。浴室には大きな窓があり自然を感じられます。


向こうの家の雰囲気に近づくようにあえて巾木(壁と床の境目にある板)を使用していません。


リビングからは向かいの山が綺麗に見えます。


施主様お気に入りのソファスペース。後ろのニッチもいいアクセントです。右手のトルソーはファッションデザイナーをされている施主様ならでは。


施主様の作ったコンセプトブック。


イメージが見事に形になっていることがわかります。


キッチンからリビングへ視線の抜けるスペースにある棚には施主様セレクトの小物がずらり。


こだわりの手塗りの壁。角はすべて丸く仕上げ、表面はあえて凸凹に塗っています。


普通のカーテンレールはこのお家に合わないので、木のポールをカーテンレール代わりに使いました。


ご主人手作りのカーテン止め。ご夫婦そろってセンスが素敵です。


湿気のある日は壁の色が変わったり、「壁が生きている」ことを感じられるそうです。

中国から取り寄せた木材を加工して作ったオリジナルの玄関扉。「もし引っ越さなきゃいけなくなってもこれだけは持っていく」と施主様お気に入りの一品です。

ロフトスペースは施主様の仕事スペース。天井が低く秘密基地のような感じです。

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